【No.22】『神・時間術』 感想
『アウトプット大全』の著者として有名な樺沢紫苑先生の『神・時間術』を読んだ。
樺沢先生の本は、脳科学的な観点から説明されていて、分かりやすく、説得力がすごい!!
今まで様々なビジネス本を読んできたが、樺沢先生の本ほど、「なるほどぉ!!」なることはないです。
「集中力」×「時間」=「仕事量」
同じ時間でも、時間帯によって、作業効率は全く違う。
午後14~16時ころに作業していると、なかなか仕事が進まないという経験がないであろうか?
一方で、朝の起床後の約2時間は、「脳のゴールデンタイム」と呼ばれている。
「朝の30分=夜の2時間」とまで言われているほどだ。
『神・時間術』では、このように朝の時間を有効活用するなど、
脳科学的に効率の良い時間の使い方について説明されている。
昼の時間を生かす、脳のリセット術
・ランチに出かける
・20~30分の仮眠
・作業する場所を変える
・軽い運動をする
「移動する」ことによって、場所ニュートロンと呼ばれるものが活性化する。
場所ニュートロンとは、海馬に存在する場所を司る細胞で、自分がどこにいるのかということを記憶する細胞。
場所ニュートロンが活性化することによって、記憶力が高まる。
その結果、作業がはかどるようになるのだ。
運動リセット術
「運動後は、第2の脳のゴールデンタイム」と呼ばれている。
夕方にジムに行って、すぐさま作業することで、朝と同じ感覚で作業することができるという。
今にコミットして生きる
「今を生きる」は樺沢先生の座右の銘で、とても素晴らしい言葉だなと感じた。
人生は楽しむものだ。
そのためにこの本で述べられている時間術を活用しよう!